「5のつく年は株が上がる」って本当?気になって調べてみたら…

お金についてのメモ

こんにちは。
今日はちょっと面白い話を見つけましたのでシェアさせてください。

先日、ふと耳にしたこんな言葉。

「西暦の下1桁が5の年は、日本の株式市場は上がってるんだよ」

……え?そんなことある?

最初は正直、「そういうオカルト系の話かな?」って思ったのですが、気になってしまい、調べてみました。

投資歴が長い方には「ふーん、またアノマリーね」と思われるかもしれませんが、

これ、調べてみると意外な事実が分かりました。

ところで、アノマリー(anomaly)とは、理論や法則では説明できない、変則的な事象や例外、異常などを意味する言葉だそうです。


過去の「5のつく年」の日経平均を見てみると…

年初(日経平均)年末(日経平均)騰落率結果
1965年約1,183円約1,247円上昇
1975年約3,817円約4,567円上昇
1985年約11,543円約13,113円上昇
1995年約19,723円約19,868円微上昇
2005年約11,500円約16,111円大幅上昇
2015年約17,450円約19,033円上昇

…と、すべてプラスで終わっているんです!

これは偶然でしょうか?

それとも、何か見えない力が働いている…?

やはり安易に信じるのはダメ

一瞬「おー!」と思いましたが、1995年を見てください。これはほぼ横ばいだと思うのですが…?

1995年に何があったのかというと、「阪神・淡路大震災」(1月)と「地下鉄サリン事件」(3月)という、

日本にとって極めて重大な出来事が重なった年でした。

しかしこの2つの出来事は直接的な打撃は相対的に小さかったため、暴落はせず日本株全体に与える影響が限定的だったようです。

また、1995年は歴史的な円高(1ドル=79円台)となりましたが(今思うと信じられない円高!)、

その後の為替修正と景気対策への期待が徐々に広がったこともあり、株式市場はある程度下支えされました。

ただし、日経平均は1995年7月に戦後最安値の14,309円台を記録しています。

つまり、年内に一度大きく下がり、その後に回復して年間では±ゼロ近くで終わったという流れです。

「怖いですねー!」

戦後最安値になった時に、5のつく年だから大丈夫!と思えるメンタルはあなたは持ってますか?


2025年もアノマリー通りにいくのか?

そして私がこのことを知った今年2025年も、まさにその「5のつく年」。

今のところ日本株市場は堅調に推移していますが、年末にはどうなっているでしょうか?

このアノマリー、また当たるのかな?って気になっちゃって、

ちょこちょこマーケットの動きを見るようになりました(笑)

もちろん、アノマリーは統計的に裏付けられたものではないのでこれを理由に「絶対上がる!」なんて信じるのはNG

ですが、ちょっとした「話のネタ」や「市場を見る視点」としては、面白いですよね。

コツコツとインデックスファンドに投資することも大事だけど、こういう面白い話も必要。


他にもこういう話、探してみたくなりました

今回この「5の年アノマリー」を知って、

「へぇ〜、投資の世界でも都市伝説みたいなものがあるんだなぁ」って思ったんですよね。

また、夫はこのことを知らないだろうから得意げに教えてあげようと思いました。(笑)

それで、他にも「曜日ごとに株価が動きやすい」とか「○月は強い」みたいな話があったりして、

またちょこちょこ調べてみたくなりました。


まとめ:楽しみながら、じっくり投資

投資ってどうしても数字ばっかりで、難しそうに見えることもあるけど、

こういう「ちょっと面白い話」があると、少し親しみやすくなりませんか?

わたしは今回の話をきっかけに、投資の世界にもうちょっとワクワクしながら向き合えそうな気がしています。

投資は自己責任。でも「楽しみながら」が大事!

というわけで、2025年まだまだ前半。

年末にこの話をまた見直して、「おお、当たった!」ってなるのか、

「うーん、今回は外れたか〜」ってなるのか、楽しみにしておきますね。

投資には確かにリスクがありますが、こういった「小さな楽しみ」や「意外な事実」も一緒に味わうと、長く続けやすくなると思うんです

今年も当たったら、2035年は本当にどこかに投資しようかな...(笑)

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