夫への愚痴や不満というのは私はあまり周りに話さない。
それでストレスを発散させるという人も多数いるだろう。
しかし私はなんとなく夫の悪口を言っているような感じが拭えないのと、愚痴を誰かに言うことで「私の夫はこんなにも悪いところがある!」と公言しているようで違和感を感じる。
私の夫はこんなにもダメ夫!と言っているママ友の話を聞いていると、それでも一緒に家族旅行などに行っているのだから仲が良いのだろうと思うのだがそのママ友の愚痴は止まないので、聞いている私は勝手に妄想を膨らませるのだ。
このママ友は夫をとても愛していて家族円満なのだが、ママ友同士で集まると会話を盛り上げようとして旦那の愚痴を言っているのか、それとも本気でこの場をストレスの発散場所として吐き出しているのか…。
旦那さんがこれを聞いたらどう思うだろう、夫婦仲はどうなってるのだろう、ちゃんと話し合っているのかな、など突っ込んでは決して聞けない事を想像してしまう。
一方で夫の愚痴をいつもこぼす他のママ友が離婚を視野に入れた家庭内別居をしているというから驚きだ。
仲が良いと私は思っていたのだが、やはり人の事情は本当に分からない。
私の愚痴
本人にはあえて言わない私の愚痴をここにぶちまけようと思う。
- シャワー時間が長い上にずっと出しっぱなし(シャンプーの時間くらい止めたら?)
- 洗面所で顔を洗った後の水の飛び散りが激しい
- 髭を剃った後の細かい毛が洗面所に散乱してる
- 自分で料理をした後のキッチンが汚い
- 料理の塩コショウをかけるとき、そんなに上からかけなくても良くない?(だから料理後のフライパンの周りが汚い)
- 油を使った後の液だれを放置しているせいでしまってある場所の床が汚い
- 脱いだ服を床に置く習慣をどうにかしてくれ
- いきなりブチ切れるのを止めてほしい(めったに怒らないがたまに怒るときにブチ切れる)
- もう少し運動したらどうか?(肥満にはなってほしくない)
- 枕カバーがすぐ臭くなる(これは加齢臭なんだろう)
- バスタオルがすぐ臭くなる(これも加齢臭だから仕方がない)
- 前はもう少し家の掃除をしてくれたが、今はほとんどしてくれなくなったね
- 夜中のいびきがうるさすぎる
- 私は家計の節約のために少しでも安い食材などを選んでいるけどあなたは趣味に結構お金使うねー(私の独り言)
ずらっと思い出せることを並べてみたが、小さいことや下らないことも結構ある。
そして言葉では言わずに行動で抵抗してみる事も結構ある。
例えば脱いだ服が床にあれば全てを拾って彼のベッドの上にどさっと置いておくとか。
そうすれば彼はそのままベッドで寝られなくなるのでその服をどうにかしなければいけない。
その服をまた床に置いたら作戦失敗だが、私の意図を汲んでその服をたたんで片付けるなり洗濯バスケットに入れるなりしたら作戦成功というわけだ。
そんな感じで私は密かに日々いろいろと作戦を立てているのだ。
自分の作戦が成功したときは嬉しくて思わず夫に打ち明けることもしばしば。
愚痴を書いて思ったこと
相手への嫌なことや愚痴を書いていて思ったことは、自分の感情がどんどん負の方向へ向いてしまってあら探しみたいであまり良くないなと思った。完璧な人間なんて存在しないし、自分はさらに欠点の多い人間だと思うので「まぁ、お互い様?」みたいな感じで生きている。
だってあっちだって私への愚痴はたくさんあるはず。
リストの愚痴は本人には伝えていないものもあるが、やんわりと伝えているものもある。
伝え方によっては無意味な喧嘩になるし、お互い妥協し合いながら過ごさないとストレスが溜まる。
相手を責めたって何の解決にもならないし、相手の前に自分はどうなの?という気持ちがあるから本人にはストレートには言わない。
そんな彼だが当然良いところはたくさんある。
夫の良いところ
- 感謝の気持ちをよく口にしてくれる
- 夕食以外は自分で用意して食べる
- 家族をしっかり養ってくれている
- コミュニケーションを取ることを重要視している
- 夜私が友達と出かけても快く送り出してくれる(そうでない人もいるらしいので)
- こどもとのコミュニケーションを怠らない(「人生でこれは大事!」という真剣な話をちゃんとしてくれる)
少しだけ気分が良くなったので
良く考えると良き夫、良き父親だと思うし、彼も頑張っているのだから全てひっくるめて「良し」と思っている。
特に周りの友達夫婦の問題や愚痴を聞いたり、見たりすると余計に「私の夫、全然良いじゃん」と思ってしまう。
そして私が聞いてきたママ友の愚痴や不満を夫に話し、夫は友達夫婦の問題を私に話し、不謹慎だが「私たちってその人たちと比べると全然良い夫婦だよね」と互いに確かめ合う。
毎日一生懸命家族のために仕事を真面目にこなし、酒もタバコもせず、浮気もしない誠実さには本当に感謝してる。
なのでたまに私がここで小さな事について愚痴っていることを許してほしい。
どうせ目にすることは無いと思うが。
(彼はこのブログのアドレスを知らないので)
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