コロナの感染者数は日々上昇し、どの場所も完全に安全と言える場所はあるのか、あとどのくらい我慢すればこの自粛生活が終わるのか、毎日皆が悶々としていると思います。
学校の対応も日々変更があるなど、とても大変だと思います。
他の学年でクラスターが発生
そんな中、1月の下旬に息子とは違う学年のクラスで、担任を含む8名の感染者が発生し1週間の学級閉鎖となりました。
今回は感染スピードがすごく速いので、誰かが感染していればクラスターは簡単に起こりうるのだろうなと思いました。
その次の週からは、オンライン授業を希望する子どもは学校のiPadを自宅に持ち帰りオンライン授業を受けても良い事になりました。
息子に聞くと、学校に来ている子どもは学級の半分以下と言っていました。
登校している生徒がそれだけ少ないのなら、そこまで感染の危険は無いのではないのかなと思っていましたが、息子本人の希望でオンライン授業を1月の月末から受ける事にしました。
オンライン授業の様子
息子は自分の部屋でオンライン授業に参加していました。
オンライン授業の様子を直接見たわけではないですが、先生が自分のiPadを使ってオンライン授業に参加する生徒に時間割やアクセス権限を送っているようです。
そしてオンライン授業を受けている生徒も発言する機会があり、参加している感じではありました。
しかしリビングに戻ってきてYouTubeを見たりゲームをしたりする時間が増えてきたので、授業は無いのか?と聞くと理科の先生(やや年配)はオンライン授業の設定の仕方が分からないからオンライン授業には参加出来ないとの事でした。
息子の担任の先生は20代でITスキルは高い方なので、彼が担当する授業は全てオンライン授業で参加出来ます。
うーん、先生のITスキルによって公平に全てのオンライン授業には参加出来ないと言うことです。
息子はその時間にはもちろん自ら自習などをする訳もありません。
親としてはモヤモヤします。
息子の嘘が発覚
オンライン授業に切り替えてから1週間ほど経った時に、近所で息子の同級生と偶然会い、少し話しました。
その子は登校していて、クラスで登校している子どもはほとんどだと聞きました。
そこで、息子から聞いていた「クラスには生徒はまだ半分くらい来ていない」という事が嘘だと分かりました。
そしてその数時間後、今度は担任の先生から電話があり「息子さんがオンライン授業に参加していないので心配で連絡しました」との事。
これで2つめの嘘が発覚です。
息子は今日の時間割を言ってきたり、休み時間の時だけリビングに来たりして、オンライン授業に参加している風を演じていたのです。
がーん…。私は怒りとショックの両感情が湧き上がり、感情をあまり高ぶらせないように自分に言い聞かせました。
親の決断
感情で怒っても子どもには伝わりにくいので、私はなるべく冷静になるように深呼吸をしました。
しかし深呼吸をしても、その次には嘘をつかれていたのかというショックの感情が湧き上がってきます。
なぜなら息子は私に「クラスのたくさんの子がワクチンを打っていないし、感染するのが怖い」と私に言い、このコロナの状況を利用して怠けていたのではないかという気がするからです。
しかしそこで落ち込んでいてもしょうが無いし、子どもは軽く嘘はつくものだと自分に言い聞かせ、息子への対応をどうしようかと考えました。
まずなぜ息子がそのように嘘を付こうと思ったのか考えてみました。
彼はこう思ったのだと思います。
オンライン授業だと勉強や課題の量が少ない → オンライン授業の方が楽 → コロナ感染怖い → 学校へ行くのが面倒になってきた
確かに登校しない分、朝起きる時間が段々と遅くなり、国語・算数・社会・英語以外はオンライン授業はない環境では怠けていってしまうのもしょうが無いのかなという気はします。
しかも息子の性格は、やらなければいけないタスクはとりあえずやるが、そうでないものはほとんど自発的にはしない傾向があります。
この環境ではプレッシャーがほぼ無いので、彼にとってとても良くないと思いました。
親の私がもう少し気をつけて見てあげれば良かったなと思うし、息子はまだ小学校高学年なので精神的にもまだ子どもなんだなと改めて実感しました。
感染者がまだまだ上昇していて本当に怖いし、感染も絶対にしてほしくないのですが、次の日から息子を登校させることにしました。
今後気をつけること
前から気づいてはいたのですが、息子はある程度のプレッシャーがある環境でないと伸びないし、そのプレッシャーが無くなるとかなり怠け者になってしまうということを改めて実感しました。
しかし、プレッシャーがあり過ぎると息子はとても神経質になり、パフォーマンスが悪くなり伸びない事も理解しているので、常にほどほどのプレッシャーがある環境にいるのか見守る必要があります。
また、息子が言う学校での出来事などは、怪しいと思ったものは学校の先生なり友達なりに裏を取る必要があるなと思いました。
(息子は物事を大げさに言う癖があるので、それをどうにかして欲しいなとも思うのですが)
息子の性格が良く分かった出来事でした。
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