「ホンダ、大赤字」このニュースを見て、
「もう売るべき?」と迷った人は多いはずです。
EV戦略の見直しによる巨額損失。
“典型的な売りたくなる局面”
でも、私はこう考えています。
「今回は売らない」
ホンダに何が起きたのか
今回の赤字の本質はシンプルです。
EVに大きく振り切った戦略が、想定より早く崩れた
- EV需要の減速(特にアメリカ・欧州)
- 補助金の縮小
- 中国メーカーとの価格競争
これらを受けてホンダは、EV投資の大幅見直し
結果として、最大2.5兆円規模の損失を計上する見込みとなりました。
さらに、
- EV新モデルの開発中止
- ソニーとのEVプロジェクトも停止
など、かなり大きな方向転換です。
「失敗だったのか?」という問い
確かに短期的にはEV戦略は“うまくいかなかった”
しかし、これは完全な失敗ではなく「軌道修正」とも言えます。
なぜならEVは長期的には必要な分野だからです。
ただし「タイミング」と「投資規模」を間違えた。
つまり、早すぎたアクセルを踏み直した、という見方もできるからです。
それでも私が売らない理由
私はホンダ株を売らないと思います。
理由は3つあります。
① 減配していない(ここが最重要)
どれだけ赤字でも株主還元を維持している企業は強い。
企業が本当に厳しいときはまず配当を削ります。
それをしていないということは「まだ体力がある」というサイン。
② 財務にまだ余力がある
ホンダは巨額のキャッシュ利益剰余金を持っています。
実際、財務基盤は引き続き安定しているとされています。
一度の損失で崩れる会社ではないと思います。
③ ブランドと“稼ぐ力”は健在
忘れてはいけないのがここです。
ホンダは世界的ブランドと、熱狂的なファン層を持っています。
特にバイク事業は好調。自動車だけでなく「二輪で稼げる会社」というのが強みです。
むしろ評価すべきは「撤退判断」
投資家として見たいのはここです。
今回ホンダは「ダメだと思ったら引いた」
これは実はかなり重要。
企業にとって一番危険なのは、間違いを認めず投資を続けること。
それに比べて損失を出してでも方向転換した。
これは長期的にはプラスになる可能性があります。
今後の注目ポイント
これから見るべきはシンプルです。
✔ ハイブリッド戦略の強化
EVから一部シフト
✔ 次の成長軸
インド市場などの拡大
✔ 経営陣の意思決定
ここが一番重要
正直、迷う局面ではある
今回のようなケースは投資家にとって一番難しい局面です。
- 赤字、戦略転換、将来不透明
売る理由はいくらでもある。
それでも私は「様子見」
最終的な判断はこうです。
今は売らない。でも積極的にも買わない。
理由は、まだ底が見えていないのと、経営の方向性を見たいからです。
まとめ
ホンダの今回の赤字は「失敗」ではなく「転換点」だと思っています。
- EV偏重からの修正や、収益構造の立て直しがうまくいけば
むしろ長期ではチャンスになる可能性もあると思っています。
と、余裕なことを言いながら、私のホンダ株は-16%の損失で見て見ぬふりです。(笑)
最後に
投資は結局こういう判断の連続です。
- 悪材料で売るのかそれとも企業を信じて持ち続けるのか。
今回のホンダは「企業を見る力」が試される銘柄だと感じています。
この記事は同様の投資法を推奨するものではありません。
くれぐれも投資は自己判断・自己責任でお願いします。
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