毎年12月頃から確定申告の事が頭に入ってきて、そわそわし出します。
今年こそは早めに準備して焦りたくない!と毎年思っているのですが、毎年結構ギリギリになってしまいます。
まずは簡単なものから取り組もうと思い、ふるさと納税の寄付金控除から始めました。
2021年の寄付分から変わった仕組み
これは、毎年確定申告で地道な入力作業に苦労していた私にとっては朗報でした。
2021年分以降のふるさと納税の確定申告では、これまで寄付ごとに自治体が発行していた「寄附金受領証明書」の代わりに、それぞれの媒体が発行する「寄附金控除に関する証明書」が一枚あれば手続きができるようになります。
つまり何枚も送られてくる証明書を都度保管したり、一枚ずつ貼り付けて郵送したり、何度もデータを打ち込んだりする手間がなくなるということです。
今後の「寄付金控除」部分の確定申告の手続きがぐっと楽になるのです。
今までの作業
毎年自治体から送られてくる「寄付金控除証明」をクリアファイルに保管し、1年分のかなり分厚くなったファイルをPCの横に置いて1枚1枚入力していく作業がかなり憂鬱でした。
入力した寄付金控除の合計額と、媒体サイトで表示されている寄付額の合計額が合っていなかった時はかなり焦り、「どこかの寄付金控除証明書を無くしてしまったのかな?」とか「どこかの自治体を入力し忘れたのかな」など調べる作業にかなり時間を要した記憶があります。
しかも自治体によって「寄付金控除証明書」の様式は様々。
封筒に何枚か入っていて、切り取り線で切り取るものや1枚ペラで入っているもの、はがきから切り取るものなどです。
年の後半になってくると、寄付金控除証明書も多くなり保管も煩雑になりがちで無くしてしまう…ということになりかねません。
絶対に無くしてはいけないものとして、とりあえずポストから取り出したらチラシなどはすぐに捨てて寄付金控除証明書の封書は決まった場所に置くという習慣が付きました。
そして封筒がある程度たまってきたらどんどん開けてファイルに保管する、ということを繰り返してます。
寄付金控除証明書を発行します
我が家はふるさと納税を使用する際に下記の媒体サイトを使用しています。
それぞれの媒体サイトで「寄付金控除証明書発行の申請」をする必要があります。
用意するものは、マイナンバーカードです。
それぞれの媒体サイトページのマイページから、「寄附金控除に関する証明書」をクリックし、寄付金控除証明書の発行申請をします。
例えばふるなびですと、下記の画面へ飛んで寄付金控除証明書発行の「発行申請する」ボタンをクリックします。

発行申請から反映までに数日かかります。

数日経って、発行が完了すると登録メールアドレスに「2021年分「寄付金控除に関する証明書」電子交付完了のお知らせ」が届きダウンロードが出来るようになります。
「寄附金控除に関する証明書」はXMLファイルでのみです。
税務署に持参・郵送する方は、そのままプリントアウトして利用することはできませんのでご注意ください。
3通りの提出方法
①税務署に持参・郵送する方
「寄附金控除に関する証明書」(XMLファイル)をダウンロードして「QRコード付き証明書等作成システム」でPDFに変換後、印刷して寄附金受領証明書の代わりに税務署に持参・郵送します
②e-Taxで手続きする方
「寄附金控除に関する証明書」(XMLファイル)をダウンロードして、e-Tax上で寄付情報を入力する代わりにXMLファイルを添付して申告します
③税理士に依頼している方
「寄附金控除に関する証明書」(XMLファイル)をダウンロードして、電子メール等で送付するか、印刷して郵送します
我が家はe-Taxで手続きする予定なので、すべての書類が揃い次第取り組もうと思います。
そしてマイナポータル連携でさらに手続きが楽になるようですので、その手続きもしてみようと思います。
その記事はまた次回書きたいと思います。
コメント