私たちは、子供が生まれる前に東京に分譲マンションを買った。
当時は夫婦2人の共働きで、子供もいなく友達を読んでカクテルパーティなどをしたりして新しい環境を楽しんでいた。
しかしせっかくの快適な新築マンションの生活は1年で終わった。
旦那さんの転職先が、たまたま香港で、移住をすることになったからだ。
なぜ新築マンションを購入したのか
そもそも新築マンションなんて今思えば、購入すべきではなかったし、不動産に対する知識なんてこれっぽっちもなかった。
もう本当に単純な理由、新しい綺麗な家に住みたい。
若さゆえの愚行だ。
モデルルームを見に行って、計算ずくされたマーケティングがちりばめられているとも気付かず、新しい素敵な家具が入っている部屋を見てワクワクした。(自分たちの家具じゃないのにね)
新築分譲マンションの最後の2,3戸だったし、本当は購入者が居たのだけど、ローン審査が通らなくて売り出しに戻っていたらしい。
そして勢いで決めた。
当時の自分たちに言いたい。「それって売れ残りじゃないか?」
でもやっぱり「新しい家を買う」っていう事はカッコイイ事だと思っていたし、全ての設備が新しいし、特にマンションには最新の設備も揃っていたりする。
「エントランスドアには、最新のオートロックシステム”血流認証システム”でマンションの入り口を開けられます!」
「お風呂にはマイナスイオン効果がある”ミストシャワー”が付いています!」
「キッチンには最新型ディスポーザーが付いています!」
なんてのを見ると、「おぉー!素敵じゃん!」となるんですね。
購入後1年住んで、引っ越し
快適な新築マンション生活は1年で終わった。
香港に移住することが決まったからだ。
そこから賃貸管理を委託する管理会社を探して、何社かと話して1社に決めた。
今思えば、もっと何社とも話してみるべきだったなぁとつくづく思う。
地元の不動産から有名大手まで。
知らない事が多すぎたのと、出国準備や手続きに追われて手数料が高めの会社と契約してしまった。
賃貸管理の委託にかかる手数料が賃料の5%前後が相場なのに気づいたのは10年後・・・。
言い訳だが、海外に住んでいると日本の情報に疎くなるし、移住先でも妊娠・出産などいろいろと忙しかった。
要は賃貸管理会社に全て任せっぱなしで私は頭がそちらまで回っていなかった。
所謂私の脳みそがこれに関して、考える事を辞めてしまったのだ…
あーあ、本当にバカでした。
今は結構、手数料と聞くと警戒心を高く、慎重になって比べたり考えたりできるようになったが、10ウン年前の私には無理だった。
でもまぁ、高めの賃貸管理の委託手数料でもサービスは良かったと思う。
当たり前か…?
不動産査定依頼
そこの管理会社から、7月末に入居者が退去するという連絡が来た。
旦那さんとどうしようか、賃貸のまま募集をかけるか、売却をしようか相談した。
結果、自分たちではよく分からないので、とりあえず何件か不動産会社に査定を依頼して面談してみようという事になった。
出来るだけ情報を集めて、慎重に選ばなきゃ。
教訓から学んで賢く選択していきたいと思います!
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